比較する

「COMPARISON」
比較は何を産み出すのか。優越感と劣等感。比較の奥底にあるのは、自分の優位性を確認したい欲望。比較してみて、自分が優っていてること/劣っていることを認識できたとして... それが何をもたらすんだろう。本質は変わっていないのに。
比較は対立を産み出し、対立は破壊を産み出す。自分との比較はもちろん、他社同士を比較して優劣をつける行為の意味にも慎重に問わなくては。本質を見つめず、全体を見ることなしに、ある基準で比較した結果で理解したつもりになって、安心してしまうのは危険だ。そこで思考が停止する。