プログラミング言語

我々の使う日常言語(自然言語)には曖昧な部分や表現が多く含まれる。「行間を読め!」と言われたりもする。読み手により読み取る意味が異なることが普通に生じてしまう。

日常言語でアルゴリズムを誤解の余地なく記述するのは、結構困難であり、回りくどい表現になりやすい。(インタラクティブなやり取りが許されない状態で文書で完璧に記述するとなると、尚更そうである。)

アルゴリズムを明快に(簡潔に)記述し、しかもコンピュータがそのまま読み取り可能なものを書き表わすためにプログラミング言語が作られた。それは当初はコンピュータ寄りに作られたが、時を経るに従って、人間にも理解しやすい構造をもつ言語として発展してきた。(アセンブラ高級言語へ)

所謂、高級言語と呼ばれるものは抽象度が高く人間にとって理解しやすい記述を可能とする。一方、低級言語は、機械語に近い(低い)レベルで非常に細かい処理までを記述することができる。

シチュエーションにより使い分ける必要があるが、ビジネスシステムにおいては殆どの場面で高級言語を使用する。